Minato Serenade

湊の小夜曲

文芸

今日は葉桜忌。

今日は葉桜忌と呼ばれる作家・鷺沢萠の命日である。先週あたり、今日までに作品を1品読んで書評を書こうと思ったのだが成せなかった。 それでも今日は本を持って喫茶店に行った。なんとなく今日には『遮断機』という作品が相応しく思えて所収の『さいはての…

人間は環境の産物かも。

Twitter(鍵アカウント)で呟いていたが、ここ数日、ものすごく苦しんだ。1日に3時間くらいしか眠れないのだ。気持ちが悪くてクラクラして、眠剤を服んだときだけそれが和らいで、その和らいだ1・2時間だけ眠ることができた。 1日中気持ちが悪いので、…

「おちょやん」第15週を見て思う感情の複雑さ。

苦しくてついにTVドラマも観られなくなった。苦しいことしかなく、生きている意味が判らない。掲題「おちょやん」も15分の1話を3回に分けて観ている有様。今年に入って最も楽しかったことが喫茶店に行ったことである。 さて、昨日、電話があった友人が、変…

TVドラマ「にじいろカルテ」を観て思い出す西田尚美さんのこと。

ダルいの次は眠いである。気を失うように1時間半眠ってしまって、外出の予定がフイに。心臓が針の筵の上で転がされている感じがして寝ても起きてもいられないときに比べれば、楽といえば楽なのだが、1日中、何もできないのには変わりがない。 TVドラマ「に…

鷺沢萠著『約束』が読めて生きる意味を見出す。

花粉症で抗アレルギー剤を服んでいるせいか眠くて仕方がない。今朝は珍しく午前8時に目が覚め、しかも何の苦痛もないのでノンビリしていたら寝落ちしてしまった。 寝ていないときに苦痛がないのすら奇跡に近いのに、薬もなしに眠りに落ちるというのは奇跡以…

湊クラシックス⑤ 成績が良い子は「バイバイ」と言えない(鷺沢萠『バイバイ』を読んで)。

※このエントリーは2019年6月6日に旧Blogに掲載したものをクラシックスとして再掲載したものです。 以前、アップした「他人に嫌われるのを異様に恐れる理由。」に関して、続きのようなものを書きたい。 今回は長い引用が続くが、毎回、書いているように、作…

久しぶりに大河ドラマを観た。

最近、朝の連続テレビ小説さえ一気見できないのに、さほど面白いとは思わなかったが最後まで観た。昔は、よく観ていて、まだ私が子供のときの作品だが、山崎豊子著「二つの祖国」を原作とした「山河燃ゆ」が微かに記憶にある。やはり現代劇が好きなようだ。 …

親子関係はもっと冷酷。

NHKスペシャル・TVドラマ「こもりびと」(HP)を観た。放送は昨年の11月22日である。なんか私のFacebookの友人の間で話題になっていたので録画しておいた。ただ、私は1時間番組を観るほど神経が持たず、観るのが昨日になった。 あまり共感するところがなか…

起き上がるや否やTVドラマ「危険なビーナス」最終回を観た。

ご心配をおかけしました。お見舞いくださった方、ありがとうございます。 今日の午前中まで寝て、やっと起きられるようになった。今日の午前中まで寝ていたということは昨晩は寝ていたわけで、TVドラマ「危険なビーナス」の最終回はリアルタイムで観ていない…

川に流れて。

なんか昨日のエントリーは以前のものと内容がダブってしまっていた。なぜ、昨日のことが頭から離れなかったのかは末尾の方で触れる。 向精神薬のせいか、少し前に書いたとか、こういう記憶力が弱い。長期的なものの記憶も短期的なものの記憶も弱い。 それは…

思い出す架空の情景。

母と納骨のことについて話す。私は、そんなものは平気の平左なのだが、自分の家にお骨があるのが嫌らしい。 さて、うちの墓は都営の八王子霊園にあり(八王子といっても名ばかりで高尾である)、そういえば作家の連城三紀彦氏の墓もあったのではないか。しか…

パンのみに生きられないもの。

Twitterでフォローさせていただいているアカウントで、ある作家志望の知人についてのことが呟かれている。上手く文章にできるか判らないが、なんか思うところがあった。 その人が何をして食べていたのか判らないと聞いて、ふと思い出したのは村松友視の『作…

湊クラシックス① あえて闇に向かう(小川洋子『冷めない紅茶』を読んで)。

※このエントリーは2018年12月14日に旧Blogに掲載したものをクラシックスとして再掲載したものです。 主治医に、朝、起きられないと言ったら、先週から眠剤が弱くなった。目が覚めるには覚めるのだが、寝も浅く、起きたときには苦しくて仕方がない。かつて鬱…

腐らなくて良かった。

昨日TVで観た映画「コクリコ坂から」について書こうと思ったのだが、さして面白いと思わなかったので止める。 ガリ版に対する思い出とか書けなくもなさそうだ。鉄筆に替わって出てきたボールペン原紙なんて知らない人の方が多いだろう。 他方、期待しないで…

赤いアウディの思い出。

以前書いたが、高校の国語の教科書にも載っているという鷺沢萠著『指』という古い作品に、「赤いアウディ」が出てきたので、その立ち位置について書こうと思う。 高校の教材を見ると「外国車」「高級車」と括られていて、なぜもっと高い車があるのに「赤い」…

小説よりTVドラマが好き。① 「ゴーストライター」

Twitterで出版社などをフォローしていると、「読書垢」と自称するアカウントがオススメされる。そして、プロフィールを見ると「名刺代わりの10冊」というのが明記されているものが多い。Facebookでも、10冊ブックカバーチャレンジなどというものをやっている…

「アンサング・シンデレラ」第1話を観た。

医療ドラマと書いているサイトもあるのだが、果たしてこれは医療ドラマなのだろうか。スポンサーを見るとクオール薬局と日本調剤が名を連ねていて、もう薬剤師のプロモーション映像である。 まったく医療事情が判らない人でも、処方は医者にしかできませんか…

起死回生の物語。

世事に疎い私だが、なんか今回は周囲のBlog友達の関心も高かったせいか芥川賞のニュースが大量にTwitterのタイムラインに流れてくる。友人たちのBlogで予想されていた方々が獲っているので、まぁ妥当な候補者が受賞しようだ。ちなみに私は1編も読んでいない…